北野東向観音寺

諸法無行経巻下

諸法無行経巻下

聖武天皇の皇后で、藤原不比等の娘である光明皇后が亡き父母の冥福を祈って書写させた一切経の内の一巻で、巻末に「天平十二年五月一日記」と書かれている事から「五月一日経」と呼ばれている。
五月一日経は、約7千巻ほど書写されたと言われており、現存しているのは約1千巻。その内の約750巻は、正倉院に所蔵されている。

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